インデックス投資の利点として1度積立の設定を完了させれば後は、ほったらかしにしておくことができる点があります。
これは他の投資法にはない大きな利点で、日常生活で投資のことを考える必要がなく、仕事やプライベートの充実に力を入れられます。
しかしインデックス投資家にも1つ大事な仕事があります。
それはインデックスファンドを売らないという仕事です。
この記事の著者
にしぐち @13bluecolor

経済的自立を目指して2017年からインデックス投資を開始
現在約1,700万円ほどを運用中
このブログでは主にインデックス投資と生活改善についての情報を発信しています
インデックス投資は1度仕組みを作ったら後はほったらかし

インデックス投資は最初に証券会社の口座を開設したり、ファンドの積立設定をしたりと、何も知識がない状態から始めると難しい部分もあります。
しかし1度インデックスファンドの積立設定を完了させると、あとは特にすることがなく基本的にはほったらかしで大丈夫です。

全世界株式に連動したインデックスファンドならリスク資産の配分比率を直すリバランスも必要なく、完全にほったらかしが可能です
インデックス投資家に求められる仕事
インデックスファンドを100円でも購入すれば、立派な投資家です。
投資を副業ととらえるかは意見が分かれるところですが、利益を得るために投資の仕組みづくりをしたのですから仕事と考えても良いと思います。
インデックス投資家の仕事は投資の仕組みづくりでほぼ完結します。
ただ投資を始めた後でもやらなければいけない仕事があります。
それがインデックスファンドを売らないという仕事です。
相場が良い時はファンドを保持するのは簡単

「インデックスファンドを売らないのが仕事?」
そんなの簡単だし当たり前じゃないかと思うかもしれません。
インデックス投資は市場にとどまり続けて、市場の平均リターンを得る投資法です。
ですから1度購入したファンドは、お金が必要になる時まで保持し続けなければいけません。
相場が良い時は簡単です。
持っているファンドの基準価額が上がり、資産がどんどん増えていくことがわかるので、ファンドを売る気にならないです。

ファンドの含み益や資産の増加を確認してニヤニヤできます。
逆に相場が悪い時は、ファンドを保有し続ける難易度が上がります。
相場が悪い時はファンドを保持する難易度が上がる

相場が悪くなると資産がどんどん減っていくので余計なことを考えてしまいます。
例えば株価がまだ下がりそうだから、いったんファンドを売却してまた上がり始めたら買い直せば良いのではないかという誘惑がでてきます。
しかしこの考え方はうまくいきません。
私たちは株価の上下動のタイミングが読めないからこそ、インデックス投資を始めたわけです。
そもそもタイミングがわかるならば、去年の年末の高値の地点でファンドを売却していなければいけません。
高値のタイミングがわからなかった人が、底値を読むことができるとは思えません。
相場に左右されてファンドを売却するのはだめ
私たちは株の売り買いのタイミングがわからないからこそ市場の平均が取れるインデックス投資を始めたわけです。
ファンドを売るのはお金が必要になった時だけです。
相場に左右されて売却するのは絶対にやめましょう。
もし売りたいという気持ちがなかなか収まらないのなら、インデックス投資を始める際に勉強した本や、動画、ブログなどでもう1度しっかりと勉強しましょう。
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