始め方や考え方、著者の運用実績などインデックス投資まとめ

厚切りジェイソンさんの炎上に対して思うこと

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先日お笑い芸人の厚切りジェイソンさんのTwitterが、炎上したというネットニュースが流れていました。

炎上の原因は、彼が勧めていたインデックス投資が今年あまりいい成績でなかったことらしいです。

そして投資成績が良くないことに腹を立てた人達が、彼のTwitterに攻撃したらしいです。

しかし同じインデックス投資をしている私からすると(資産の規模は段違いですが)、彼のオススメした投資法がなぜ炎上したのか、イマイチ理解できません。

そこで今回はなぜ炎上したのか考えると共に、厚切りジェイソンさんの炎上に対して私が思うことを書いていきたいと思います。

目次

この記事の著者

にしぐち @13bluecolor

経済的自立を目指して2017年からインデックス投資を開始
現在2,200万円の資産を運用中
このブログでは主にインデックス投資と生活改善についての情報を発信しています

炎上の経緯(彼のオススメしたインデックスファンドが値下がりした)

タレントの厚切りジェイソンさんが自身のTwitterのコメントを消去しました。

その原因が、自身が推奨した投資信託の値下がりに対して怒った投資家が、彼のTwitterを炎上させたからではないかということらしいです。

厚切りジェイソンさんは、最近自身の投資スタイル(インデックス投資)や節約術をまとめた本がベストセラーになっていました。

バラエティ番組でも自らの投資について語る機会が多く、芸人としての顔よりも投資家としての一面が注目される機会が増えていました。(他にもIT企業の取締役の顔もある凄い人ですね)

彼の投資スタイルはインデックス投資の王道

彼の投資手法は王道そのものです。

・節約により日々の生活費を下げ、余剰資金を作る
余剰資金をアメリカの株式指数に連動したインデックスファンドに投入する
・購入したインデックスファンドをひたすらホールドし続ける

まさにお手本のような投資スタイルです

また自身の本の中でも、投資はリスクがあるので一時的に損することもありえるとしっかり説明しています。

アメリカの株価が年明けから下落した

コロナショック後の株価上昇から一転、年明けからアメリカの株価は下落してしまいました。

そのため彼が推奨しているインデックスファンドの基準価額も下がってしまい、最近投資を始めた人の中には含み損を抱える人もいました。

その中で一部の投資家が逆恨みして、彼のTwitterに凸ってしまったようです。

その結果厚切りジェイソンさんは、Twitterに嫌気が差してコメントを消したのではないか、という憶測が流れた様です。

にしぐち

ちなみに本人は定期的にコメントを消去しているだけで嫌気がさしたわけではないと説明してます。

彼自身はなんとも思っていないかもしれないですが、彼を非難する意見は一部であった様です。

なぜ炎上してしまったのか

厚切りジェイソンさんの投資手法や主張におかしいところはありません。

またアメリカの株価が下がったとはいえ、コロナ前の水準よりもまだ高い状態です。

とても暴落とはいえない状態でした。

にもかかわらず、なぜ炎上してしまったのでしょうか。

原因として以下のような理由がありそうです。

リターンの部分だけ強調されていた

テレビ番組では視聴者の注目を集めるために、美味しい部分だけ強調していた可能性が高そうです。

リターンの大きさだけ注目され、リスクの説明が不十分だったのではないでしょうか。

にしぐち

ほとんど値を下げずに順調に資産が増えていくと勘違いしている人も多そうです

今回勧めていたインデックスファンドは、元本を補償していないリスク商品であることをもっとしっかり説明しなければまずかったと思います。

厚切りジェイソンさんが勧めていたインデックスファンドのリスクを、過小に見積もって投資した人が多そうです。

ノーリスクでリターンを得られると考えて投資をしたのでは

それどころかノーリスクでリターンを得られると考えて投資した人もいそうです。

確かにインデックス投資は長期で見れば、利益を得る確率がかなり高い投資です。

しかし確実に儲かる保証はもちろんないです。

そもそも確実に儲かる話なら、誰にも教えずに自分だけで利益を独占するに決まっています。

それを理解していない人たちが一定数いるようです。

にしぐち

確実に儲かるといった詐欺がいつまでもなくならない理由ですね。

自分の大事な資産を理解できないものに入れてしまう

有名人が薦めるなんとなく良さそうなものに、自分の大事な資産をつぎ込んでしまう人もいそうです。

こういう人は、自分の買ったものがどういうものかを理解していません。

だから今回のように基準価額が少し下がっただけで、騒いでしまったのかもしれません。

投資は自己責任であることを理解していない

投資は自分の意志で始めるのですから、全ての結果は自分の責任であることを自覚しなければいけません。

それを他人のせいにして叩くのは投資に対する理解がなさすぎます。

成功している人を叩きたいだけ

最近の有名人の炎上騒ぎと一緒で、もしかしたらこれが一番可能性があるかもしれません。

投資はしていないけど、有名人や成功している人がうまくいっていない(ように見える)。

だから徹底的に叩いて潰してやれという、お決まりのパターンに厚切りジェイソンさんが標的になってしまったかもしれません。

投資詐欺が無くならないわけもわかる

今回の騒ぎで分かったのは、まだまだマネーリテラシーの低い人たちがたくさんいるということです。

世の中には大して考えずに大事なお金を託してしまう人がたくさんいることがわかりました。

これがもし投資詐欺などだったら全てを失っていました。

簡単にだませる人が一定数いる以上、これから先も投資詐欺はなくならないでしょう。

詐欺がなくならない以上、私たちはしっかり勉強した上で自分の資産を守りたいものです。

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