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【ほったらかし可】オルカン1本で投資が完結する人がうらやましい

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私が投資を始めた2017年当時、インデックス投資は知名度がまだまだ低くマイナーな投資方法でした。

にしぐち

投資信託の純資産総額上位が、ぼったくりファンドばかりの時代です。

一方で
・低コストのインデックスファンドがそろい始める
・iDeCoの加入条件の緩和
・翌年からつみたてNISAが始まる

など、インデックス投資の環境が整備され始めてました。

ただ当時は低コストな全世界株式インデックスファンドがほとんど存在してませんでした。

今や多くのインデックス投資家が積立設定している、eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)が設定されたのも、1年後の2018年秋のことです。
オルカンの愛称でお馴染みのインデックスファンドです)

そのため私も長い間、
・日本
・先進国
・新興国

それぞれ独立した3本のインデックスファンドで積立投資をしていました。

1本のファンドで全世界に分散投資できるオルカン。

オルカン1本で投資を済ませている人を見ると、本当にうらやましいです。

なぜなら以下のメリットを享受して、資産運用を完結することができるからです。

・投資をオルカン1本だけで完結できるので、シンプルで管理が楽
・全世界に分散投資するので、うまくいかなくても納得できる
・手数料がとにかく安い

目次

この記事の著者

にしぐち @13bluecolor

経済的自立を目指して2017年からインデックス投資を開始
現在約1,700万円ほどを運用中
このブログでは主にインデックス投資と生活改善についての情報を発信しています

ファンド1本で投資が完了するので、維持管理が楽

eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)とは、MSCI オール・カントリー・ワールド・インデックス(配当込み、円換算ベース)に連動する投資成果を目指して運用されるインデックスファンドです。

これ1本に投資すれば、
・日本
・先進国
・新興国

に投資できる商品です。
(日本、先進国22カ国、新興国24カ国)

オルカン1本で投資を完結できる利点は、リバランスが不要でシンプルに運用できる点です。

日本、先進国、新興国それぞれ独立したファンドを保有していると、ファンドの値動きによって当初決めていた資産配分からズレが生じてきます。

もし資産配分がズレた場合、リスクをとり過ぎてしまう恐れがあります。
そのため元の配分に戻すために、リバランスという作業をしなければなりません。

リバランスとは値上がりした資産を売却し、値下がりした資産を購入することで、資産配分を元に戻す作業です。
(売却せずに購入だけで調節するノーセールリバランスという方法もあります)

しかしオルカンではファンド内でリバランスをおこなってくれるので、個人で行う必要がありません。

リバランスなど気にせずに、ほったらかしにできるのがオルカンの大きな利点です。

全世界に分散投資されているので、うまくいかなくても納得できる

最近インデックス投資家の中で1番人気なのが、米国株式に集中投資する方法です。

・eMAXIS Slim米国株式(S&P500)
・SBI・V・S&P500
・楽天全米株式

いずれも大人気のインデックスファンドです。

インデックス投資家に米国株式が人気なのは、
・リーマンショック以降米国株式がずっと好調だったから
・長期的に見ると米国株式のみに投資するのが1番パフォーマンスがいいから

という理由があります。

しかし最強ともいえる米国株式も過去には10〜15年程度の停滞が何度もありました。

にしぐち

もし1つの国に集中投資して長期低迷した場合、私はインデックス投資したことに後悔してしまいそうです。

もちろん米国株式の調子が良くなければ、オルカンのパフォーマンスも良くない可能性が高いことは承知です。

具体的にオルカンの構成比率は先進国88.9%(うち62%がアメリカ)、新興国11.1%となってます。(2022年9月末時点)

ただ他の国の株価が調子良ければ、米国株式のみに比べて落ち込みが小さく済む、つまりリスクを抑えることができます。

またオルカンでパフォーマンスが良くない場合は、世界中で株価が低迷しているはずです。

オルカンに投資してうまくいかなかった場合、インデックス投資家としては素直に諦めるしかないと考えてます。(もちろん悔しいですけどね)

低コストで運用してくれる

いくら管理が楽で、
・シンプルに運用できる
・うまくいかなくても納得感がある

といっても手数料が高ければ、購入対象から外れてしまいます。

しかしオルカンの信託報酬は、年間で0.05775%と超がつくほどの低コストです。

またオルカンは他の全世界株式ファンドが信託報酬を値下げした場合、対抗値下げしてきた実績があります。

これまでも
・たわらノーロード全世界株式
・はじめてのNISA・全世界株式(オール・カントリー)
がオルカン以下の信託報酬に設定してきた際、対抗値下げをしてきました。

今後更なる低コストファンドが出てきても、オルカンを購入しておけば追随してくれるはずです。

まとめ:新NISAはオルカン1本で投資する

ここまでオルカン1本で投資を完結できる利点を説明してきました。

・投資をオルカン1本だけで完結できるので、シンプルで管理が楽
・全世界に分散投資するので、うまくいかなくても納得できる
・手数料がとにかく安い

私も来年からスタートする新NISAでは、オルカン1本のみで積立投資を完結させると予定です。

オルカン1本なら積立設定後、ほったらかしで運用することができます。

にしぐち

オルカンの良さは
・長期
・分散
・低コスト

のインデックス投資の大事な部分を抑えたファンドという点だと思います。

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