始め方や考え方、著者の運用実績などインデックス投資まとめ

中小企業勤めこそ日本株インデックス投資(実質賃金の目減りをカバー)

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ここのところの物価高で、私の実質賃金も落ちている状態です。

私が勤めている会社は、毎年一定額の昇給があります。
今年も昨年に比べ5,000円程度昇給しており、その点は大変ありがたいです。
ただしこれは基本的には毎年発生する出来事なので、物価の上昇とは関係ありません。

大手企業のような大規模な賃上げは、やはり中小企業には難しそうです。

一方でここ1ヶ月ほど日本の株価が好調です。

日経平均、TOPIX共にバブル崩壊後の最高値を更新しており、非常に好調な相場が続いてます。

私が実践しているインデックス投資も当然この恩恵を受けており、含み益が連日増えている状態でした。

にしぐち

私はリスク資産全体で、日本株に3割弱投資しています。
今回はその恩恵をフルに受けています。

おかげさまで、実質賃金の目減り分を投資で見事にカバーすることができました。

今回の出来事で感じたのは、

「中小企業に勤めている人こそ日本株に投資しよう」ということです。

今回のように賃金の上がらない分を、大手企業の株価上昇の恩恵で相殺するのも1つの考えだと思います。

そして投資の難易度を考えれば、個別株投資よりもインデックス投資です。

今回の記事はあくまでも1つの考え方に過ぎません。
インデックス投資をするにあたって、
・米国株式
・全世界株式(除く日本)

など、海外の資産だけを持つのもありだと思います。

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この記事の著者

にしぐち @13bluecolor

経済的自立を目指して2017年からインデックス投資を開始
現在2,000万円の資産を運用中
このブログでは主にインデックス投資と生活改善についての情報を発信しています

目次

TOPIXに連動したインデックスファンドで大手企業の成長の恩恵を受ける

今年の春、大手企業では大幅な賃上げが行われており、物価高に対抗できる給料水準になりました。

しかしながら労働者の多くが勤めている中小企業では、人件費を上げる余力がない所も多く、なかなか賃上げが難しいのが実情です。

にしぐち

私が勤めている会社も、物価高に対抗した賃上げは残念ながらありませんでした。

多くの人が物価高で苦しんでいる一方、日本の株式市場はこのところ好調です。

上場企業≒大手企業と考えると、賃上げできる余力があるということで業績もいいのでしょう。

そう考えれば当然株価も上昇してもおかしくありません。

こういう話を聞くと、

「投資家や大手企業の正社員だけ経済成長の恩恵を受けてズルい」

という声が聞こえてきそうです。

しかし今の時代、誰でも気軽に投資家になることができます。

ネット証券などでは、わずか100円からインデックスファンドを購入することが可能です
自販機で飲み物を買うよりも安い値段で、誰でも投資家になることができます。

日本株、特にTOPIXに連動したインデックスファンドを購入すれば、代表的な上場企業のほぼ全ての会社の株主になることができます。

日本を代表する企業の株主になることで、現在の株高や成長の恩恵を受けることができます。

中小企業勤めで賃金が上がらなくても、株主として大手企業の利益を受けることができるのは気分がいいものです。

にしぐち

実際に5月は、TOPIXに連動したインデックスファンドの含み益が大幅に増えたことで、恩恵をたっぷり受けてます。

日本株の上昇は他国に決して劣ってない

日本への投資を勧めると、

「低成長な日本に投資しても意味がない」

という意見が出てきます。

ただ以前書いた記事でも説明しましたが、ここ10年くらい日本株式の上昇度は、好調だった米国株式を除けば他国に負けてません。

そして以下の図を見てもらえばわかりますが、米国株式の成長を牽引してきたGAFAMを除けば、日米の株価の上昇率にもほとんど差がありませんでした。

事務局説明資料(スタートアップについて) 経済産業制作局

もちろん過去の結果が未来を保証するわけではありません。

しかし日本がオワコンだといって無理に除外する必要はないと思います。

全世界株式(オルカン)などでもOK

もちろんTOPIXに連動したインデックスファンドを購入するのではなく、全世界株式への投資でも良いです。

代表的なファンドは、eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)(いわゆるオルカン)です。

オルカンの中で日本株の割合は1割以下ですが、それでも投資をすれば日本株の上昇の恩恵を受けることができます。

むしろ投資の手間などを考えれば、全世界株式1本に投資するのが1番合理的だと思います。

にしぐち

私も新NISAでは、オルカン1本で投資を完結させるつもりです。

まとめ:大手企業に投資して、中小企業に勤めているハンデを補いたい

今回は

中小企業に勤めている人こそ、日本株に投資して大手企業の成長の恩恵を受けましょう」

というお話でした。

そして投資の難易度を考えれば、個別株よりインデックスファンドだと思います。

特にTOPIXなどに連動したインデックスファンドや、オルカンに投資することで、数多くの大手企業の成長の恩恵を受けることができます。

大手企業の株主になることで、中小企業勤めで賃金が伸び悩んでいる私のような人でも、物価高をカバーできるだけの資産増になってます。

こういう考え方で投資をしてみるのも面白いのではないでしょうか。

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