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【無リスク資産】個人向け国債変動金利型10年満期がオススメ

12月20日に日銀が、これまで行っていた大規模緩和を修正する方針を発表しました。

発表された内容は長期金利の上限を、これまでの0.25%から0.5%まで上昇することを容認するということでした。

今回の日銀の方針転換は事実上の利上げとなります。

長期金利とは、金融機関が1年以上のお金を貸し出す際に適用する金利のことです。
しかし新聞やテレビなどで報じられる長期金利は、10年物国債の利回りを指しています。
これは10年物国債が、長期金利の代表的な指標になっているからです。
今回の記事でも、長期金利=国債の利回りとして扱います。

今回の発表を受けて早速、長期金利も一時上限の0.5%近くまで上昇しました。

そして長期金利が上昇したということは、個人向け国債の金利も上昇していくことが期待できます。

これまではネット銀行の普通預金の金利と大差がなく、あまり魅力がなかった個人向け国債ですが、無リスク資産の運用先としての魅力が今回あがりました。

今回は個人向け国債、その中でも変動金利を採用している変動金利型10年満期について説明していきます。

個人向け国債変動金利型10年満期の利点は
・元本保証
・1万円から中途換金が可能
・最低保証金利がある(0.05%)
・長期金利の66%の利息が半年に1度もらえる

となります。

目次

この記事の著者

にしぐち @13bluecolor

経済的自立を目指して2017年からインデックス投資を開始
現在約1,700万円ほどを運用中
このブログでは主にインデックス投資と生活改善についての情報を発信しています

個人向け国債の利点

個人向け国債とは、国が発行する債券(国債)を個人でも購入できるようにしたものです。

債券を購入する、つまり国にお金を一定期間貸すことになります。

お金を貸すので定期的に利息が支払われますし、満期を迎えれば貸した金額が目減りすることなく戻ってきます。

個人向け国債には
・固定金利型3年満期
・固定金利型5年満期
・変動金利型10年満期

の3種類があります。

個人向け国債には以下のような利点があります。

元本が保証される

国債は債券なので、満期になれば元本がそのまま戻ってくることになります。

もし国債の元本が戻ってこないとしたら、日本が破綻した場合に限ります。

こうゆう話になると、日本は借金大国なので本当に戻ってくるか心配な人もいると思います。

ただ日本が潰れそうな事態になるとしたら、その前にまず日本の民間銀行が破綻しています。

にしぐち

銀行は多額の資金を長期国債などの債券で運用しています。

そのため国債は、民間銀行の預金よりも安全だといえます。

1万円から、中途換金が可能

個人向け国債は購入から1年が経過すれば、いつでも換金が可能です。

ただし過去2回分の利子(税引き後)が差し引かれます。

本来債券は金利が上昇している局面では、額面より値段を下げないと買い手がつかないものです。(同じ値段なら金利が高い債券の方がみんな欲しいはずです)

しかし個人向け国債は、直近2回の利子相当分を差し引かれるだけで元本と同じ金額が戻ってきます。

この利点はとても大きいです。

本来リスク資産である債券を、ほとんど預金感覚で扱うことができます。

最低保証金利(0.05%)がある

日本では日銀がマイナス金利の導入をした際に、長期国債の金利が下落していく事態が発生しました。

仮に長期国債の金利が限りなく0に近い水準になったとしても、個人向け国債は最低保証の利息を確実に受け取ることができます。(0.05%も0に近い気がしますが)

元本が保証されて中途換金できる、さらに金利の保証まである個人向け国債は、リスクがほとんどないため無リスク資産として扱うことができます。

もしリスク資産への投資が怖いという人も、銀行預金の代わりに個人向け国債という選択肢はオススメです。

いざという時のお金を預金として持ち、残りは国債で運用するのがリスクのない運用になります。

にしぐち

銀行預金は1人一行1,000万円までしか保証されないので、多額の現金を保有している人は国債の購入がベターです

個人向け国債変動金利型10年満期の利点

個人向け国債変動金利型10年満期は名前の通り10年間、国にお金を貸した証拠として受け取る債券です。

他の固定型の国債との違いは、半年毎に受け取る利息が長期金利の動きに応じて増減する、変動金利を採用している点です。

変動金利型の国債の特徴は以下の通りです。

長期金利の66%の利息が半年に1度支払われる

個人向け国債の利子は半年に1度受け取ることができます。

固定金利型の場合は、債券の発行時に決まった金利を満期まで受け取ることになりますが、変動金利型では受け取る利息が長期金利の動きに応じて変わります。

仮に長期金利が上昇したとして、固定金利だと受け取る利息は変わりませんが、変動金利だと受け取る利息が増加します。

受け取れる利子は長期金利の66%の利息になっています。

また今後金利がさらに上昇しても66%分追いかけて金利が上昇するので、銀行預金や固定金利型の国債よりも金利上昇の局面に強いです。

にしぐち

逆に長期金利が下がると変動金利型の国債の金利も下がりますが、現在の長期金利は十分に下がっている状態なので、あまり考える必要はないと思います。

長期金利が上昇したことにより個人向け国債の魅力が上がった

これまでの個人向け国債変動金利型10年満期の金利は、最低保証の0.05%が長く続いていました。(現時点では0.17%)

最低保証の金利では、ネット銀行の普通預金の金利0.1〜0.2%とほとんど変わりません。

そのためわざわざ購入するほどの魅力はありませんでした。

しかし長期金利が上昇したことで、ネット銀行の金利よりも利率が高い状態になり、お金の置き場所として有利な状態になっています。

まとめ:無リスク資産の置き場所を見直してもいいかも

今回は個人向け国債変動金利型10年満期について説明してきました。

個人向け国債変動金利型10年満期の利点は
・元本保証
・1万円から中途換金が可能
・最低保証金利がある(0.05%)
・長期金利の66%の利息が半年に1度もらえる

となります。

そして今回日銀の金融政策変更により長期金利が上昇したことで、ネット銀行の普通預金よりも魅力的なお金の置き場所になりました。

私も無リスク資産の割合を、ネット銀行と国債それぞれ2:1の割合で保有していますが、その割合をもう少し個人向け国債変動金利型10年満期に移してもいいか検討中です。

2023年1月6日追記
2月に発行される個人向け国債変動金利型10年満期の利率が0.33%になると発表されました。
2015年8月以来の高水準となります。
リスクは取りたくないけどしばらく使う予定がないお金がある人は、有力な投資先になりそうですね。

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