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相場が好調な時こそリスク許容度の確認をしよう(インデックス投資のメンテナンス)

この2〜3ヶ月、株高と円安の影響でインデックスファンドの基準価額が右肩上がりです。

にしぐち

私の保有しているインデックスファンドもこの3ヶ月で含み益が200万円近く増えてます。
これだけ急に増えたのは初めての経験なので少しびっくりしてます。

当然自分の資産が増えるのは嬉しいことです。

ただ今回これだけ急激に資産が増えているのは、それだけ「大きな金額をリスク資産に投資している」からです。

ということは、当然逆のパターンもあります。

それが3年前のコロナショックしかり、15年前のリーマンショックなどです。

「もし自分の資産が逆のペースで減っていっても大丈夫か」

資産形成が順調なときこそしっかり自問自答してみましょう。

急激に資産が減ることに耐えられないと思ったら、それはリスクの取りすぎです。

リスクをとりすぎていると判断した場合は、無リスク資産の割合を増やしてリスクを減らしましょう。

インデックス投資を続ける上で大事なのは、適切なリスクを取って市場にとどまることです。
暴落に耐えられずに退場してしまっては意味がありません。
どんな相場でもとどまり続けなければなりません。

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この記事の著者

にしぐち @13bluecolor

経済的自立を目指して2017年からインデックス投資を開始
現在約1,700万円ほどを運用中
このブログでは主にインデックス投資と生活改善についての情報を発信しています

リスク許容度の確認

繰り返しになりますが、以下のように自問自答してみましょう。

「今の資産増加と同じスピードで資産が減ってしまったとしても大丈夫か」

「リスク資産が半分になっても売らないで投資を続けられるか」

この時、自分のリスク許容度は甘く見積もってしまいがちです。
本当に大丈夫か少し厳しめに考えてみましょう。

もし耐えられないと思ってしまった人はリスクの取りすぎです。

対策として自分の資産全体の無リスク資産を増やしましょう。

例えば、
・資産1,000万円を全額リスク資産で保有していた場合
リスク資産が半値になってしまうと、資産は500万円になってしまいます。

しかし
・リスク資産500万円
・無リスク資産500万円

の割合で保有していれば、リスク資産が半値になってしまっても750万円の資産が残ることになります。

無リスク資産を増やすことで、資産の減少幅を抑えることができれば、ショックを減らすことができます。

なお無リスク資産を増やすためには、2通りのパターンがあります。

リスク資産を一部売却して、無リスク資産の割合を高める

最初のパターンは、リスク資産の一部を売却してしまって、無リスク資産の割合を高める方法です。

相場がいい場面で売れば、利益確定につながります。
これまでのリスクの取りすぎが結果オーライになるので悪いことではありません。

(ただしつみたてNISAなどの税制優遇口座は売らないようにしましょう)

利益確定で税金を払いたくなければ、積立額を減らす

リスク資産を売却すると得られた利益の約20%が税金として取られてしまいます。

利益を取られたくないという人は、毎月の積立投資額を減らすことを検討してみてもいいかもしれません。

例えば

今まで毎月10万円を積立投資

つみたてNISAへの投資以外全て無リスク資産の積立に切り替える

というイメージです。

売却するよりも無リスク資産の割合が増えるスピードは減りますが、税金を取られないので私はこちらの方が好みですね。

投資を挫折しないために、適切なリスクを考える

今回は短いですが、自分のリスク許容度をしっかり把握しようという記事を書いてきました。

自分のリスク資産の減少に耐えられないと判断したら、無リスク資産の割合を増やしましょう。

本来インデックス投資は一度買ったファンドは、お金が必要になる時までひたすらホールドし続けるのが1番良いことです。

にしぐち

相場の上げ下げを読んで利益を確定させようとしても、うまくはいきません。

ただリスクの取りすぎを把握して、無リスク資産を増やすために売却するのは悪い話ではありません。

結果論ですがリスクを大きくとって利益をあげたわけです。

そしてこれまでの経験をもとに、今後は適切なリスクをとって長期投資を続けましょう。

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