【まとめ】インデックスファンドをクレカ積立できる証券会社

投資信託の積立投資をお得に行うことができるクレカ積立。

このサービスを最初に始めたのは、tumiki証券でした。

ただしtumiki証券のラインナップにインデックスファンドはありません。
インデックスファンドのクレカ積立を最初に導入したのは楽天証券です。

その後大手ネット証券を中心に、続々とクレカ積立が導入される流れになります。

そこで今回は、インデックスファンドのクレカ積立ができる証券会社をまとめた記事を書いていきます。

具体的には、以下のネット証券でクレカ積立ができます。
・SBI証券
・楽天証券
・マネックス証券
・auカブコム証券
・大和コネクト証券
・PayPay証券

SBI証券

SBI証券は複数のカード会社とクレカ積立で提携してます。

ただほとんどの人は三井住友カードでクレカ積立を行ってると思うので、今回の記事も三井住友カードを中心に説明していきます。

三井住友カード

SBI証券のクレカ積立の中心は、三井住友カードです。

その中でも多くの人が作成している三井住友カード(NL)、Oliveフレキシブルペイの還元率は以下の通りです。

	年間カード利用額※	ポイント付与率	10万円積立時の最大ポイント付与数
プラチナプリファード	500万円以上	3.0%	36,000ポイント
	300万円以上	2.0%
	300万円未満	1.0%
ゴールド(NL) Oliveゴールド	100万以上	1.0%	12,000ポイント
	10万以上	0.75%
	10万未満	0.0%
三井住友カード(NL) Oliveフレキシブルペイ	10万以上	0.5%	6,000ポイント
	10万未満	0.0%

毎年ある程度のカード決済を行わなければ、ポイント付与がないという、少し辛い仕様になってます。

個人的には毎年100万円クレカ決済できるなら、以下のカードで積み立てるのがオススメだと思います。
・三井住友カードゴールド(NL)
・Oliveフレキシブルペイゴールド

少額の決済しかできないなら、通常カードか、ポイント自体を諦めた方が良さそうです。

なお還元されるポイントは、Vポイントとなります。

その他のカード

三井住友カード以外では、以下のカード会社でもクレカ積立ができます。

・アプラスカード
・タカシマヤカード
・東急カード
・UCSカード
・大丸松坂屋カード
・オリコカード

ただ個人的には三井住友カードのように、わざわざカードを作成してまで始める必要はないと思います。

自分がメインで利用しているクレカが積立サービスを行っている場合に、利用を考えれば良いでしょう。

→ クレカ積立

楽天証券×楽天カード

最初に説明しましたが、初めてインデックスファンドのクレカ積立を開始したのが楽天証券です。

サービス開始時は通常カードでも還元率が1.0%と大盤振る舞いでした。

ただモバイル事業の赤字をカバーするために、ポイント還元が大幅に縮小されてしまいました。

最近になって多少還元率が持ち直しましたが、現在はカードのランクによって以下のように還元率に差があります。

	還元率※
通常カード	0.5%
ゴールドカード	0.75%
プレミアムカード	1.0%
ブラックカード	2.0%

楽天証券でクレカ積立を行う場合は、積立額で利用するクレカを決めると良いです。

少額積立…通常カード
10万円満額積立…ゴールドカード

ゴールドカードは年会費2,200円ですが、10万円積み立てる場合、還元されるポイントが通常カードよりも年間3,000ポイント増えるのでお得です。
(通常カード…10万円×0.5%×12ヶ月=6,000ポイント)
(ゴールドカード…10万円×0.75%×12ヶ月=9,000ポイント)

プレミアムカードは先日改悪されてしまったので、選択肢からは外れます。

ブラックカードは入会の条件が厳しいので、ほとんどの人にとっては関係ありません。

また楽天証券は、楽天キャッシュ積立を併用することで、月15万円まで実質的にクレカ積立ができる利点も見逃せません。

→ 楽天キャッシュで投信積立

マネックス証券

マネックス証券では、自社の名前を冠したマネックスカード、そしてdocomoの子会社になったため、dカードを利用してクレカ積立を行うことができます。

マネックスカード

マネックスカードの還元率は以下のようになってます。

	還元率
マネックスカード	5万円以下 1.1%
	5万円超7万円以下 0.6%
	7万円超10万円以下 0.2%

5万円までの積立では、還元率が1.1%と無料のクレカの中では高還元です。

ただし5万円超から10万円以下の部分の還元率は、残念ながら減少してしまいます。

→ 【マネックスカードクレカ積立】積立上限額拡大のお知らせ

満額の10万円を積み立てた場合の還元率は0.73%になります。

還元されるポイントは独自のマネックスポイントとなります。
独自ポイントですが、投資信託の買い付けに利用できるので特に問題はないでしょう。

dカード

dカードの還元率はマネックスカードと基本的に同じですが、dカードGOLDの場合、NISA口座なら10万円以下までの積立で還元率1.1%となってます。

還元されるポイントはdポイントです。

→ dカード積立が7月からついに開始! 最大ポイント還元率は一律1.1%

	還元率
dカード	5万円以下 1.1%
	5万円超7万円以下 0.6%
	7万円超10万円以下 0.2%

	還元率(特定口座)	還元率(NISA口座)
dカードGOLD	5万円以下 1.1%	10万円以下 1.1%
	5万円超7万円以下 0.6%
	7万円超10万円以下 0.2%

ポイ活に熱心な人は、マネックスカードとdカードそれぞれで5万円ずつクレカ積立をすれば、NISAのつみたて投資枠を埋めることができます。

auカブコム証券×au PAYカード

auカブコム証券は自社のグループで発行している、au PAYカードでクレカ積立をすることが可能です。

還元率は以下のようになっています。

	還元率
au PAYカード(ゴールド含む)	1.0%

au カブコム証券ではカードの種類に関係なく、月10万円まで無条件で還元率1.0%です。

そのためオススメのカードは、年会費無料のau PAYカードです。

なお還元されるポイントはPontaポイントとなってます。

なおauでは、マネ活プランというサービスがあります。

このサービスを利用することで、クレカ積立の還元率を上げることが可能です。
・通常カード…1.5%
・ゴールドカード…2.0%

ただキャリアの料金プランになるので、毎月の通信料金が5,000円を超えてしまいます。

大和コネクト証券

大和コネクト証券では、以下のカードでクレカ積立を行えます。
・セゾンカード
・UCカード

還元率は以下のようになります。

	還元率
セゾンカード、UCカード	0.5%※1
セゾンプラチナ・アメリカン・エキスプレス・カード等	1.0%※2

年会費無料のカードも含まれるセゾンカードやUCカードの場合、積み立てる金額が大きくなるほど還元率が上がるシステムになってます。

→ クレカ積立(大和コネクト証券)

なお還元されるポイントは永久不滅ポイントです。

PayPay証券×PayPayカード

PayPay証券でもPayPayカードを使ってのクレカ積立のサービスを開始しました。

還元率は以下の通りです。

	還元率
PayPayカード(ゴールド含む)	0.7%

還元されるポイントはPayPayポイントとなってます。

還元率は一律0.7%なので、もし利用する場合は年会費無料のPayPayカードで積み立てましょう。

なおPayPay証券のクレカ積立は、PayPay証券の口座ではなく、PayPayアプリ内にあるミニアプリ「資産運用」を利用します。

そのため他の証券会社のクレカ積立とは微妙に異なります。
→ クレジットつみたて

こだわりがなければSBI証券、楽天証券をオススメします

今回はインデックスファンドのクレカ積立を行える証券会社をまとめてみました。

クレカ積立が行える主な証券会社は以下の通りです。
・SBI証券
・楽天証券
・マネックス証券
・auカブコム証券
・大和コネクト証券
・PayPay証券

すでに主要なネット証券では、クレカ積立が行えるようになってます。

ただポイントサービスはいつ改悪されるかわかりません。
そのためポイントだけで決めるのも考えものでもあります。

特に経済圏などでこだわりがなければ、ネット証券トップを争うSBI証券、楽天証券で積立投資を行なっておけば良いと思います。

ポイントサイトでお得に作成

今回紹介したネット証券やクレジットカードの大半は、ポイントサイト経由で作成することでお得に始めることができます。

少しでもお得にサービスを始めたい人は、ポイントサイトに登録してからサービスに申し込みましょう。