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【まとめ】インデックスファンドをクレカ積立できる証券会社

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投資信託の積立投資をお得に行うことができるクレカ積立。

このサービスを最初に始めたのは、tumiki証券でした。

ただしtumiki証券のラインナップにインデックスファンドはありません。
インデックスファンドのクレカ積立を最初に導入したのは楽天証券です。

にしぐち

楽天経済圏のポイントバラマキがすごかった時期ですね。
楽天のサービスを使うだけで大量のポイントゲットできました。

その後大手ネット証券を中心に続々とクレカ積立が導入される流れになります。

そこで今回インデックスファンドのクレカ積立ができる証券会社をまとめた記事を書いていきます。

具体的には、以下の証券会社でクレカ積立ができます。
・SBI証券
・楽天証券
・マネックス証券
・auカブコム証券
・大和コネクト証券
・PayPay証券

インデックスファンドが対象商品にない会社は今回除いています。

2023年3月
クレカ積立が月10万円まで拡大することが発表されました。
現時点で概要を発表している証券会社(SBI、楽天、マネックス、auカブコム、PayPay)の情報を追記しました。

目次

この記事の著者

にしぐち @13bluecolor

経済的自立を目指して2017年からインデックス投資を開始
現在2,000万円の資産を運用中
このブログでは主にインデックス投資と生活改善についての情報を発信しています

SBI証券

SBI証券の最大の特徴は複数のカード会社と提携している点です。

ただほとんどの人は三井住友カードでクレカ積立を行ってます。

今回の記事も三井住友カードを中心に説明していきます。

三井住友カード

SBI証券では、三井住友カードのプロパーカードでクレカ積立を行うことで、Vポイントが還元されます。

多くの人が作成している三井住友カード(NL)、Oliveフレキシブルペイの還元率は以下の通りです。

還元率
通常カード(NL)、Oliveフレキシブルペイ0.5%
ゴールド(NL)、Oliveフレキシブルペイゴールド1.0%
プラチナプリファード、Oliveフレキシブルペイプラチナプリファード5.0%

10月積立分までは、10万円分の積立全てに、上記の還元率が適応されるキャンペーンが行われます。

ただし11月以降のクレカ積立のポイント付与は、カードの利用状況で変化する仕様に変更されるようです。

→ クレジットカード積立上限額10万円への引き上げに伴う設定可能日・ポイント付与率について

年間カード利用額ポイント付与率10万円積立時の最大ポイント付与数
プラチナプリファード500万円以上3.0%36,000ポイント
300万円以上2.0%
300万円未満1.0%
ゴールド(NL)
Oliveゴールド
100万以上1.0%12,000ポイント
10万以上0.75%
10万未満0.0%
三井住友カード(NL)
Oliveフレキシブルペイ
10万以上0.5%6,000ポイント
10万未満0.0%
※クレカ積立の金額は含まず

年間で一定額のカード決済を行わなければ、ポイント付与がないという、残念な仕様になってます。

にしぐち

プラチナプリファードの改悪はある程度予想できていましたが、通常カードの改悪は予想外でした。

今回の改悪で魅力が減ってしまったSBI証券のクレカ積立ですが、個人的には以下のカードで積み立てるのがオススメだと思います。
・三井住友カードゴールド(NL)
・Oliveフレキシブルペイゴールド


ただし100万円修行で年会費を無料にする必要があるため、ある程度決済ができる人限定です。

その他のカード

三井住友カード以外では、以下のカード会社でもクレカ積立ができます。

・アプラスカード
・タカシマヤカード
・東急カード
・UCSカード
・大丸松坂屋カード
・オリコカード

ただ個人的には三井住友カードのように、わざわざカードを作成してまで始める必要はないと思います。

自分がメインで利用しているクレカが積立サービスを行っている場合に利用を考えれば良いでしょう。

クレカ積立

楽天証券×楽天カード

最初に説明しましたが、初めてインデックスファンドのクレカ積立を開始したのが楽天証券です。

サービス開始時は通常カードでも還元率が1.0%と大盤振る舞いでした。

ただモバイル事業の赤字をカバーするために、ポイント還元が大幅に縮小されてしまいました。

最近になって多少還元率が持ち直しましたが、現在はカードのランクによって以下のように還元率に差があります。

還元率
通常カード0.5%
ゴールドカード0.75%
プレミアムカード1.0%
オルカンなどの低コストなインデックスファンドの場合

楽天証券はクレカ積立の還元率は現状維持です。

楽天証券でクレカ積立を行う場合は、積立額で利用するクレカを決めると良いです。

少額積立…通常カード
10万円満額積立…ゴールドカード

ゴールドカードは年会費2,200円ですが、10万円積み立てる場合、還元されるポイントが通常カードよりも年間3,000ポイント増えるのでお得です。
(通常カード…10万円×0.5%×12ヶ月=6,000ポイント)
(ゴールドカード…10万円×0.75%×12ヶ月=9,000ポイント)

プレミアムカードは先日改悪されてしまったので、選択肢からは外れます。

また楽天証券のクレカ積立の長所は、楽天キャッシュ積立を併用することで、月15万円まで実質的にクレカ積立ができる点です。

楽天キャッシュで投信積立

マネックス証券×マネックスカード

マネックス証券でも、自社の名前を冠したマネックスカードを利用してクレカ積立を行うことができます。

還元率は以下のようになってます。

還元率
マネックスカード5万円以下 1.1%
5万円超7万円以下 0.6%
7万円超10万円以下 0.2%

拡大される5万円超から10万円以下の部分の還元率は、残念ながら減少してしまうことが発表されました。

【マネックスカードクレカ積立】積立上限額拡大のお知らせ

満額の10万円を積み立てた場合の還元率は0.73%になります。

残念な発表でしたが、積立額が5万円までならマネックス証券は有力な選択肢です。

還元されるポイントは独自にマネックスポイントとなります。
独自ポイントなので使い道が限定されそうですが、投資信託の買い付けに利用できるので特に問題はないでしょう。

またマネックス証券はdocomoの子会社になることが発表されてます。
今後はdカードで積立投資というのも予定されているようなので、docomoユーザーは注目しておきましょう。

auカブコム証券×au PAYカード

auカブコム証券も自社のグループで発行している、au PAYカードでクレカ積立をすることが可能です。

還元率は以下のようになっています。

還元率
au PAYカード(ゴールド含む)1.0%

還元されるポイントはPontaポイントとなってます。

年会費無料のau PAYカード、年会費11,000円のau PAYゴールドカード、どちらも還元率が変わりません。

そのためオススメのカードはau PAYカードになります。

au カブコム証券のクレカ積立は還元率据え置きです。
10万円積み立てれば、年間12,000ポイントをゲットすることができます。

なおauでは最近マネ活プランというサービスが始まりました。

このサービスを利用することで、クレカ積立の還元率を上げることが可能ではあります。
・通常カード…1.5%
・ゴールドカード…2.0%

ただキャリアの料金プランになるので、毎月の通信料金が5,000円を超えてしまいます。

にしぐち

格安SIMなら月1,000円台で通信料金を抑えることが可能なので、固定費の削減という観点ではマネ活プランの利用はなしです。

大和コネクト証券

大和コネクト証券では、以下のカードでクレカ積立を行えます。
・セゾンカード
・UCカード

還元率は以下のようになります。

還元率
セゾンカード、UCカード0.5%
セゾンプラチナ・アメリカン・エキスプレス・カード等1.0%
※月5万円以上積み立てた場合

年会費無料のカードも含まれるセゾンカードやUCカードの場合、積み立てる金額が大きくなるほど還元率が上がるシステムになってます。

クレカ積立(大和コネクト証券)

なお還元されるポイントは永久不滅ポイントです。

PayPay証券×PayPayカード

PayPay証券でもPayPayカードを使ってのクレカ積立のサービスを開始しました。

還元率は以下の通りです。

還元率
PayPayカード(ゴールド含む)0.7%

還元されるポイントはPayPayポイントとなってます。

還元率は一律0.7%なので、もし利用する場合は年会費無料のPayPayカードで積み立てましょう。

ただしポイント還元は5万円まで、以降10万円まではポイント対象外となってます。

なおPayPay証券のクレカ積立は、PayPay証券の口座ではなく、PayPayアプリ内にあるミニアプリ「資産運用」を利用します。

そのため他の証券会社のクレカ積立とは微妙に異なります。
クレジットつみたて

PayPay経済圏でサービスをまとめたい人以外は、無理にPayPay証券でクレカ積立を行う必要はないように感じます。

こだわりがなければSBI証券、楽天証券をオススメします

今回はインデックスファンドのクレカ積立を行える証券会社をまとめてみました。

クレカ積立が行える主な証券会社は以下の通りです。
・SBI証券
・楽天証券
・マネックス証券
・auカブコム証券
・大和コネクト証券
・PayPay証券

現在主要なネット証券ではクレカ積立が行えるようになってます。

各社クレカ積立も含めて、自社のサービスを利用してもらいたい意図が当然あります。

そのためよく使う経済圏のクレカ積立を利用するのが1番無難でしょう。

ただ、これまでインデックス投資を行っていなかった人が今からクレカ積立を利用する場合、以下の証券会社で始めることをオススメします。

・SBI証券
・楽天証券

還元率がもっと高い証券会社もありますが、ほとんどの人はインデックス投資は、NISA口座1つで完結するはずです。

そのため、一生付き合えるネット証券として最大手を選んでおいた方がいいと思います。

またポイントサービスはいつ改悪されるかわかりません。
そのためポイントだけで決めるのも考えものでもあります。

ポイントサイトでお得に作成

今回紹介したネット証券やクレジットカードの大半は、ポイントサイト経由で作成することでお得に始めることができます。

少しでもお得にサービスを始めたい人は、ポイントサイトに登録してからサービスに申し込みましょう。

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