投資信託の積立投資をお得に行うことができるクレカ積立。
このサービスを最初に始めたのは、tumiki証券でした。

楽天経済圏のポイントバラマキがすごかった時期ですね。
楽天のサービスを使うだけで大量のポイントゲットできました。
その後大手ネット証券を中心に続々とクレカ積立が導入される流れになります。
そこで今回インデックスファンドのクレカ積立ができる証券会社をまとめていきます。
具体的には、
・SBI証券
・楽天証券
・マネックス証券
・auカブコム証券
・大和コネクト証券
・PayPay証券
になります。
インデックスファンドが対象商品にない会社は今回除いています。
この記事の著者
にしぐち @13bluecolor

経済的自立を目指して2017年からインデックス投資を開始
現在約1,700万円ほどを運用中
このブログでは主にインデックス投資と生活改善についての情報を発信しています
SBI証券

SBI証券の最大の特徴は複数のカード会社と提携している点です。
ただほとんどの人は三井住友カードでクレカ積立を行ってます。
そのため今回の記事も三井住友カードを中心に説明していきます。
三井住友カード
SBI証券では三井住友カードのプロパーカードでクレカ積立を行うことでVポイントが還元されます。
今回はその中で、多くの人が作成している
・三井住友カード(NL)
・Oliveフレキシブルペイ
の還元率を載せておきます。
還元率 | |
---|---|
通常カード(NL)、Oliveフレキシブルペイ | 0.5% |
ゴールド(NL)、Oliveフレキシブルペイゴールド | 1.0% |
プラチナプリファード、Oliveフレキシブルペイプラチナプリファード | 5.0% |
プラチナプリファードの5%還元が際立ちますね。
ただプラチナプリファードは年会費33,000円がかかります。
年会費を相殺できるほどの金額を決済しないと、ゴールドカードよりも損をしてしまいます。
バランスを考えると、年間100万円決済することで年会費永年無料になる
・三井住友カードゴールド(NL)
・Oliveフレキシブルペイゴールド
あたりで積み立てるのをオススメします。


その他のカード
三井住友カード以外では、以下のカード会社でもクレカ積立ができます。
・アプラスカード
・タカシマヤカード
・東急カード
・UCSカード
・大丸松坂屋カード
・オリコカード
ただ個人的には三井住友カードのように、わざわざカードを作成してまで始める必要はないと思います。
自分がメインで利用しているクレカが積立サービスを行っている場合に利用を考えれば良いでしょう。
→ クレカ積立
楽天証券×楽天カード

最初に説明しましたが、初めてインデックスファンドのクレカ積立を開始したのが楽天証券です。
ただモバイル事業の赤字をカバーするために、ポイント還元が大幅に縮小されてしまいました。
最近になって多少還元率が持ち直しましたが、現在はカードのランクによって以下のように還元率に差があります。
還元率※ | |
---|---|
通常カード | 0.5% |
ゴールドカード | 0.75% |
プレミアムカード | 1.0% |
楽天証券でクレカ積立を行う場合は、
・年会費無料の通常カード
または
・楽天経済圏フル活用
・プライオリティパスを利用してる
人はプレミアムカードをオススメします。
また楽天証券のクレカ積立の長所は、楽天キャッシュ積立を併用することで、月10万円まで実質的にクレカ積立ができる点です。
マネックス証券×マネックスカード

マネックス証券でも、自社の名前を冠したマネックスカードを利用してクレカ積立を行うことができます。
還元率は以下のようになってます。
還元率 | |
---|---|
マネックスカード | 1.1% |
最大の特徴は還元率の高さです。
年会費無料のカードでは最大の1.1%を実現してます。
還元率だけを優先すればマネックス証券は有力な選択肢になります。
なお還元されるポイントは独自にマネックスポイントとなります。
独自ポイントなので使い道が限定されそうですが、投資信託の買い付けに利用できるので特に問題はないでしょう。
auカブコム証券×au PAYカード

auカブコム証券も自社のグループで発行している、au PAYカードでクレカ積立をすることが可能です。
還元率は以下のようになっています。
還元率 | |
---|---|
au PAYカード(ゴールド含む) | 1.0% |
還元されるポイントはPontaポイントとなってます。
年会費無料のau PAYカード、年会費11,000円のau PAYゴールドカード、どちらも還元率が変わりません。
そのためオススメのカードはau PAYカードになります。
なおauでは最近マネ活プランというサービスが始まりました。
このサービスを利用することで、クレカ積立の還元率を
・通常カード…1.5%
・ゴールドカード…2.0%
まであげることが可能ではあります。

格安SIMなら月1,000円台で通信料金を抑えることが可能なので、固定費の削減という観点ではマネ活プランの利用はなしです。
大和コネクト証券

大和コネクト証券では、
・セゾンカード
・UCカード
などでクレカ積立を行えます。
還元率は以下のようになります。
還元率 | |
---|---|
セゾンカード、UCカード | 0.5%※ |
セゾンプラチナ・アメリカン・エキスプレス・カード等 | 1.0% |
年会費無料のカードも含まれるセゾンカードやUCカードの場合、積み立てる金額が大きくなるほど還元率が上がるシステムになってます。
なお還元されるポイントは永久不滅ポイントです。
還元率自体は特に目立つ点がないので、積極的にオススメする点はありません。

PayPay証券×PayPayカード

PayPay証券でもPayPayカードを使ってのクレカ積立のサービスを開始しました。
還元率は以下の通りです。
還元率 | |
---|---|
PayPayカード(ゴールド含む) | 0.7% |
還元されるポイントはPayPayポイントとなってます。
還元率は一律0.7%なので、もし利用する場合は年会費無料のPayPayカードで積み立てましょう。
なおPayPay証券のクレカ積立は、PayPay証券の口座ではなく、PayPayアプリ内にあるミニアプリ「資産運用」を利用します。
そのため他の証券会社のクレカ積立とは微妙に異なります。
→ クレジットつみたて
PayPay経済圏でサービスをまとめたい人以外は、無理にPayPay証券でクレカ積立を行う必要はないように感じます。
こだわりがなければSBI証券×三井住友カードをオススメします

今回はインデックスファンドのクレカ積立を行える証券会社をまとめてみました。
クレカ積立が行える主な証券会社は、
・SBI証券
・楽天証券
・マネックス証券
・auカブコム証券
・大和コネクト証券
・PayPay証券
となります。
現在主要なネット証券ではクレカ積立が行えるようになってます。
そのためよく使う経済圏のクレカ積立を利用するのが1番無難でしょう。
ただこれまでインデックス投資を行っていなかった人が今からクレカ積立を利用する場合、こだわりがなければ
「SBI証券×三井住友カード」
で始めることをオススメします。
還元率がもっと高い証券会社もありますが、今後新NISAを含めて末長く付き合うためにも業界最大手のネット証券を選んでおいた方がいいと思います。
またポイントサービスはいつ改悪されるかわかりません。
(最近の楽天証券のように)
そのためポイントだけで決めるのも考えものでもあります。
ポイントサイトでお得に作成

今回紹介したネット証券やクレジットカードの大半は、ポイントサイト経由で作成することでお得に始めることができます。
少しでもお得にサービスを始めたい人は、ポイントサイトに登録してからサービスに申し込みましょう。
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