今年の7月に発生したauの大規模な通信障害は、多くの人に影響がありました。(通信量の返金騒動にもなるほどでしたね。)
これほど大きな通信障害が起きるのは、稀なことですが小規模な通信障害自体は、他の回線でも定期的に起きてしまっています。
現代人にとっては必須とも言えるスマホが使えなくなるのは、生活に大きな影響を及ぼします。
そこで私は、iPhoneに2つの回線を入れるデュアルSIM運用をしています。
デュアルSIM運用で異なる会社の回線にしておくと、通信障害が起きたとき、もう1つの回線に切り替えることで、影響を最小限に留めておくことが可能です。
今回は私も取り入れている、iPhoneのデュアルSIM運用、オススメの組み合わせを紹介したいと思います。
個人的にオススメの組み合わせは、
・ahamo+povo
・格安SIM(docomo回線)+povo
・日本通信(docomo回線)+他社の回線
の3つのパターンになります。

Androidスマホでも、デュアルSIM対応のスマホなら同様の対応が可能です。
この記事の著者
にしぐち @13bluecolor

経済的自立を目指して2017年からインデックス投資を開始
現在1,300万円弱を運用中
このブログでは主にインデックス投資と生活改善についての情報を発信しています
2回線入れておくと通信障害に備えられる

今年の7月にauで大規模な通信障害が起きて、通信サービスが利用しづらい状況が続いていました。
現代人にとってスマホは、生活必需品です。
スマホ1つで、ネットの閲覧や電話、LINEのやり取りだけでなく、スマホ決済やネット銀行アプリでATMからお金をおろすことも可能です。

私もクレカ1枚と最低限のお札を予備で持つだけで、普段の買い物などは全てスマホで完結しています。
幸い私はdocomo回線のahamoをメインにしているので、7月の通信障害の影響はなかったです。
ただしdocomoも、定期的に通信障害は起こしているので、繋がらなくなる可能性は常に考えておきたいものです。
そこで私はサブにau回線であるpovoを契約し、docomoで障害が発生しても逃げられるようにしています。
異なる回線を持っておくのは保険として重要です。
iPhoneには2つの回線を入れられる
iPhone XS、XR以降の機種はeSIM対応機種であり、物理SIMとeSIMを組み合わせたデュアルSIM(2回線)に対応しています。
なおiPhone13以降は物理SIMなしで、eSIM2つにすることも可能です。
eSIMとは
eSIMとはスマホ本体に内蔵されているSIMのことです。
従来の物理的なSIMカードとは異なり、回線の契約後オンラインで手続きを行うだけで利用することができます。
以前はeSIMを取り扱っている通信会社が少ないという欠点がありました。
しかし最近は、大手4社や格安SIM会社の一部でも取り扱いが始まっており、物理SIMと同じように使えるようになりました。
オススメの組み合わせ(docomo回線+他社で考える)
2つの回線が異なればリスク分散することができます。
特にこだわりがなければ、回線の安定度を考えdocomo回線+他3社にするのをオススメします。
以下にオススメのパターンをあげます。
ahamo+povo (docomo回線+au回線)
ahamoはdocomoのオンライン専用プランで5分間の無料通話(何度でも)と20GBまでの高速通信が使えて月額2,970円です。
これをまずメインの回線とします。

povoはauのオンライン専用プランです。
povoは基本料0円で、自分の使い方に合わせてデータプランを購入する形を取ることができます。
povoは現在半年に1度課金することで回線を維持することが可能なので、半年に1度330円のプランを購入することで回線を維持できます。
サブの回線として維持するのに、非常にオススメです。
格安SIM(docomo回線)+povo
ahamoよりもっと安く済ませたい、月の使用量が20GBもいかないという人は、格安SIMをメインにする方法もあります。
格安SIMでも基本的にdocomo回線で契約をして、サブ回線をpovoで契約すれば大丈夫です。
個人的なオススメを挙げておきます。
OCN モバイル ONE
ほとんどネットを使わないライトユーザーから、そこそこ使用する人に向けてのプランが用意されています。(500MBから10GBまで複数のプランがあります)
OCN モバイル ONEの最大の特徴はdocomoショップでも申し込むことができます。
もしネットでの契約が不安ならdocomoショップに行って、申し込むといいでしょう。
日本通信
日本通信はahamoと同じ20GBのプランが月額2,178円で選べます。(無料通話は月合算で70分まで)
またライトユーザー向けに、無料通話70分が付いて6GB月額1,390円のプランもあります。
格安SIMの会社で無料通話がついているのは珍しいです。
お店の予約などで、電話を使う必要がある人にとっては、無料通話がついているのはありがたいです。

私の現在のメイン回線です。

iijmio
iijmioは2GBのプランが月額850円、4GBのプランが月額990円とあまり使わない人にオススメのプランがあります。
なお無料通話はオプションで追加料金を支払うようになっています。
docomo回線以外のプラン+日本通信(シンプル290プラン)
サブをdocomo回線にする場合は、先ほど紹介した日本通信がオススメです。
日本通信ではシンプル290プランという月額290円で回線を維持できるプランがあります。
月1GBまでのデータ使用量がついているので、メインの回線が使えない緊急時の使用も可能です。
そしてメインにdocomo回線以外の自分が使いたいプランを契約すればOKです。
いくつかプランを挙げておきます。
楽天モバイル
無料での維持ができなくなり解約、乗り換えしてしまった人も多いと思いますが、楽天経済圏を利用している人はまだメインでの使用ならお得に利用できます。
データ使用量によって料金が変動するプランで、どれだけ使用しても月額3,278円で済むのが強みです。
ただ通信品質が他の大手キャリアにまだまだ及ばないのが難点です。
LINEMO
ソフトバンク回線ではLINEMOがお得です。
スマホの使用がLINEメインならLINEのデータ消費が0で済むので、ミニプランの月額990円を契約しましょう。
特に今ならミニプランで半年間実質0円のキャンペーンが行われています。
もし使用量が多い場合は、通常のスマホプラン20GB月額2,728円のプランを選べばいいです。
povo
povoも購入するデータプランによっては、ahamoやLINEMOと同じような使い方ができます。
自分の使用量に合わせてデータプランを購入すればいいです。
なおdocomo、ソフトバンク、auいずれも現在では、楽天のような独自の経済圏を構築しています。
自分がそれぞれの携帯会社の経済圏を利用しているなら、その携帯会社のプランを優先的に考えるのもありだと思います。
サブ回線の維持は極力安く済ませよう

節約という観点からは2回線の維持は贅沢に感じるかもしれません。
しかし今の時代、スマホは生活に欠かせないものとなっています。
今回のオススメパターンでは、月に300円以下でサブ回線を維持できるものを紹介しました。
もしもの時の保険として備えられるので、検討してみるのはどうでしょうか。
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