始め方や考え方、著者の運用実績などインデックス投資まとめ

オルカンのみで投資を済ませない方がいい場合もある?

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このブログでは今からインデックス投資を始めるなら、eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)1本で積立投資を完結させるのが良いといってきてます。

インデックス投資家の中で「オルカン」と呼ばれている人気のファンドです。

にしぐち

実際に私も今からインデックス投資を始めるなら、オルカンのみでインデックス投資を済ませます。

ただ一口にインデックス投資家といっても、投資家それぞれで考え方は違います。

オルカンのみで投資を完結させるよりも最善の方法がある人も当然います。

具体的にオルカンのみで投資を済ませない方がいい人は以下のような人達です。

・今後もアメリカの株価指数が1番上昇すると信じている人
・新興国への投資に不安を覚える人
・日本への投資比率を上げたい人

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この記事の著者

にしぐち @13bluecolor

経済的自立を目指して2017年からインデックス投資を開始
現在2,000万円の資産を運用中
このブログでは主にインデックス投資と生活改善についての情報を発信しています

全世界に分散投資するのに最適なオルカン

インデックス投資で大事なポイントである分散投資をするために最適なファンドが、eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)(通称オルカン)と呼ばれるものです。

にしぐち

インデックス投資を行うなら、できるだけシンプルにそして広く分散投資するべきだと私は考えてます。

なので今からインデックス投資を始めるなら、オルカン1つに投資するべきだと考えています。

ただしインデックス投資に対する向き合い方は人それぞれです。

オルカン1本で投資を済ませない方がいい人も当然います。

以下の考え方の人は、オルカン1本以外の投資を考えるべきだと思います。

アメリカが今後も1番株価が上がると思う人

アメリカの企業が今後も成長を続け、株価が他の国よりも上昇すると考える人は、わざわざ全世界株式などで分散せずにS&P500やVTIに連動したインデックスファンドやETFのみに投資をすればいいです。

現在インデックス投資の主流の1つである米国株式のみでインデックス投資を済ませている人たちですね。

実際に過去のデータを見れば、長期間投資をした場合、米国株への投資が1番リターンを得られる投資方法でした。

にしぐち

ただし10〜15年くらいのスパンでは、最強の米国株式も停滞することがある点は注意が必要です。

新興国への投資に不安を覚える人

一般的に新興国への投資は、ハイリスクハイリターンと言われてます。

新興国は先進国に比べて、
政治不安
経済不況
社会不安

が大きく、それらが市場に大きな影響を与えると言われています。

カントリーリスクが先進国よりも高いのは間違いないです。

実際にウクライナとの戦争の影響で、ロシアが投資対象から除外されてしまいました。

ロシアへの投資割合が非常に小さかったため影響は少なかったですが、民主主義が機能していない独裁国家への投資に対するリスクを実感する出来事でした。

にしぐち

新興国最大の投資先は中国です。
中国に不安を感じる場合は、新興国への投資をやめることも選択肢です。

オルカンの新興国への投資割合は約1割ほどです。
新興国への投資が不安に感じるなら、オルカンではなく先進国へ投資するのが最適解になります。

日本にもっと投資したい人

オルカンの日本への投資比率は、今や1割以下になってしまいました。

それだけ世界の中で日本の存在感が低下しているわけですが、さすがに比率が低すぎるという人もいると思います。

・為替リスクの影響を減らしたい
・国内企業の成長に期待している

このような考えを持っている人は、オルカンよりも多い比率で日本株に投資したいはずです。

この場合は自分で、
・先進国、新興国、日本株それぞれ独立して投資する
eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本)+日本株で投資する

などで日本株の割合を調整しましょう。

まとめ:自分で最も納得できる形で投資する

今回はインデックス投資を、オルカンのみで済ませないほうがいい人について考えてきました。

オルカン以外のファンドを購入した方がいい人
・今後もアメリカの株価指数が1番上昇すると信じている人
・新興国への投資に不安を覚える人
・日本への投資比率を上げたい人

インデックス投資は、長期間保有することでじっくりと利益を上げていく投資です。

その間には何度も株価の暴落を経験します。

そのため自分にとって最も納得できる形で投資をしなければ、長期間投資を継続するのは難しいです。

自分なりに勉強して、1番納得できる形で投資に参加しましょう。

関連記事の紹介

全世界株式の投資で無理に日本を除く必要はないです。

先進国株式のみで投資をするのも十分に分散が効いていて良いと思います。

インデックス投資の運用方針の考え方をまとめてます。

関連書籍

インデックス投資の勉強ならやはりこの1冊です。

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