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【新NISA】制度の内容まとめと、2024年以降の投資方針について

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いよいよ新NISAのスタートが迫ってきました。

にしぐち

新NISAは従来のNISA制度よりもパワーアップした、素晴らしい制度になっています。

新NISAの内容を簡単にまとめると、以下のようになっています。

・年間投資枠は360万円(うちつみたて投資枠は120万円)
・口座開設期間の恒久化
・非課税保有期間の無期限化
・非課税保有限度額は1,800万円
・現行のNISAとは完全分離(現在の非課税枠と別に新たなNISA口座を開設できる)

特に非課税保有限度額が1,800万円になったのはとても大きな利点です。

ほとんどの人は新NISAの口座だけで(株式、投信などの)資産運用は完結するでしょう。

今回は来年からスタートする新NISAのに関する内容のまとめと、新NISAでの投資方針について書いていきます。

ちなみに私の投資方針としては、
・NISA口座はSBI証券で開設
・投資するファンドはオルカン1本
・5年間で非課税保有限度額まで投資する

となります。

目次

この記事の著者

にしぐち @13bluecolor

経済的自立を目指して2017年からインデックス投資を開始
現在2,400万円の資産を運用中
このブログでは主にインデックス投資と生活改善についての情報を発信しています

新NISAの内容をおさらい

来年から始まる新NISAの制度について以下の図でまとめます。

つみたて投資枠※1成長投資枠
年間投資枠120万円240万円
非課税保有期間無期限化
非課税保有限度額 1,800万円(成長枠の限度額は1,200万円)
口座開設期間恒久化
投資対象つみたてNISA対象商品と同様※2上場株式※3、投資信託※4、ETFなど
対象者18歳以上

※1.つみたて投資枠と成長投資枠は併用可能
※2.金融庁がお墨付きを与えた低コストの投資信託
※3.整理・管理銘柄の株式は除く
※4.信託期間20年未満、高レバレッジ型、毎月分配型の投資信託は除く

なお成長投資枠で買い付けできる投資信託やETFは、以下のリンクからご覧ください。

NISA成長投資枠の対象商品

他のポイントとしては現行のNISAと2024年からのNISAは完全に分離した扱いです。(現行の制度も2023年の分までこれまで通り運用できます

つまりこれまでつみたてNISA、一般NISAを利用していた人は、

つみたてNISA or一般NISA

新NISA

の2つの非課税枠が与えられる形になります。

にしぐち

従来のNISAを使っていた人たちは、よりお得に非課税制度を利用することができるわけです。

2024年以降の投資方針

私自身は2024年以降は以下のように投資して行くつもりです。

新NISA口座はSBI証券で開設

新NISAの口座は、ネット証券最大手のSBI証券で開設しました。

つみたてNISAは楽天証券で開設してましたが移管手続きを行いました。

理由はここ数年の楽天グループ全体のネガティブな状態に対する不安です。

にしぐち

大丈夫だと思いますが、どうしてもモバイル事業の赤字が頭に浮かんでしまいます。
楽天証券自体が潰れることはないと思いますが・・・

新しいNISAは一生付き合うことになる口座です。

そのため今後長い間安定して存続する証券会社で開きたいと考えました。

今年サービスの縮小が決まったLINE証券のように途中で撤退されると困ります。

その点で、SBI証券の方が楽天証券より大丈夫だろうと私は判断しました。

ただ万が一証券会社が潰れても損失が出ることはありません。
他社への乗り換えの手間が増えるくらいです。

すでに今回乗り換えの手間をかけているので、自己満足な部分も多いですね。

あとオマケ要素ですが、私の趣味でもあるポイ活の観点からSBI証券に移動してます。
(実はこっちの方が重要だったかもしれません)

投資する金融商品はオルカン1本

新NISAでは全ての枠をインデックスファンドの購入に充てます。

つみたて投資枠、成長投資枠の違いも気にしません。

インデックスファンドのみを積み立てます。

そして購入するインデックスファンドは、

eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)です。

にしぐち

オルカンの愛称でお馴染みの大人気インデックスファンドです。

オルカンの利点は、
・投資の原則である分散投資が可能
・超低コスト(信託報酬率0.05775%)
・1兆円を超える純資産総額

の3点です。

私はインデックス投資では少しでも分散することが大事だと考えます。
そのため投資先としては、米国株式(S&P500やVTI)よりも全世界株式を選択します。

最短の5年間で1,800万円の枠を埋め切る

新NISAの非課税制度を最大限活かすためには毎年360万円を投資して、5年間で1800万円の枠を埋め切るのがベストです。

ただ年間360万円というと、月30万円ずつ投資する計算になります。

平凡なサラリーマンにはかなり厳しい数字です。

ただし今まで特定口座などでインデックス投資をしてきた人は、特定口座で運用していたファンドを売却して、新NISAの口座に移していくという方法があります。

にしぐち

私はこの方法を利用して、
「従来通りの積立投資+特定口座のファンドの実質的な移動」
の併用で最短の5年で枠を使い切ることを計画しています。

これまで利用していた非課税制度はどう扱うか

これまで利用していた非課税制度
・つみたてNISA
・iDeCo

に関しては以下のように利用していきます。

つみたてNISAはしっかり保有を続ける

つみたてNISAは新NISAとは別扱いなので、その恩恵を最大限に利用します。

にしぐち

上でも書きましたが新NISAに投資するための資金は、特定口座のファンドを売却するようにします。

これまで積み立てた240万円分のインデックスファンドは、非課税期間が終了するまでしっかりと投資し続けます。

idecoも最大限活用する

iDeCoのメリットを最大限享受するため、来年以降も拠出金の上限まで投資をします。

iDeCoの最大のメリットは掛け金が全額所得控除される点です。
節税余地が少ないサラリーマンにとっては強力なメリットだと思います。

ただし今からインデックス投資を始める人は、新NISAの方が優先した方がいいので無理にiDeCoを始める必要はないと思います。
1,800万円の枠を埋めるのは簡単ではありません。

まとめ:あくまでもリスク許容度を超えない投資を

今回は2024年から始まる新NISAの内容と、来年以降の投資方針について書いてきました。

新NISAの主な内容、
・年間投資枠は360万円(うちつみたて投資枠は120万円)
・口座開設期間の恒久化
・非課税保有期間の無期限化
・非課税保有限度額は1,800万円
・現行のNISAとは完全分離(現在の非課税枠と別に新たなNISA口座を開ける)

私の投資方針としては、
・NISA口座はSBI証券で開設
・投資するファンドはオルカン1本
・5年間で非課税保有限度額まで投資する

となります。

SBI証券でオルカン1本で投資する点は、多くの投資家にとって最適な方法だと思うのでオススメです。

ただ最短で新NISAの投資を完了させるという点は、無理に同じことをする必要はありません。

にしぐち

無理してリスク資産を増やすと、暴落した時に耐えられなくなります。

インデックス投資で大事なのは、投資を継続することです。

無理のない範囲で毎月コツコツ積み立てていくことが、投資に成功するための大事なポイントです。

自分のリスク許容度を守って長期投資を実践しましょう。

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