始め方や考え方、著者の運用実績などインデックス投資まとめ

【NISA】最もシンプルに投資する(リスク資産はオルカンのみ)

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新しいNISAがいよいよスタートし、1,800万円の枠をどう利用するか(相場の調子がいいので楽しそうに)悩んでいる投資家をSNS上で多く見かけます。

ただほとんどの人は、

「投資に関しては最低限の労力で済ませたい」

「あまり難しいことを考えたくない」

と思っているはずです。

そこで今回は最小限の労力で投資を済ませたい人に向けて、NISAを利用したシンプルな運用方法を考えてみました。

・大手ネット証券でNISA口座を開設する
・リスク資産は、eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)(以下オルカン)
・無リスク資産は、個人向け国債変動金利型10年満期(以下変動10年)

1つの証券口座を開設し、2つの金融商品を購入するだけで立派な運用ができます。

にしぐち

インデックス投資について解説された新書「ほったらかし投資術」で述べていること、ほぼそのままの内容となってます。

目次

この記事の著者

にしぐち @13bluecolor

経済的自立を目指して2017年からインデックス投資を開始
現在2,000万円の資産を運用中
このブログでは主にインデックス投資と生活改善についての情報を発信しています

大手ネット証券でNISA口座を開設する

まずは今回紹介する運用方法を行うために、大手ネット証券でNISA口座を開設しましょう。

開設する証券口座は、この後紹介する金融商品
・オルカン
・変動10年

両方を購入できることが望ましいです。

両方購入できる、
・SBI証券
・楽天証券
・マネックス証券

などから選ぶのが良いでしょう。

2024年から始まったNISAは1,800万円分の非課税枠が与えられます。

これだけの非課税枠があれば、全ての枠を埋めるには相当な時間がかかります。(というか枠を使い切れる人は少数派だと思います)

iDeCo(個人型確定拠出年金)という節税メリットが大きい制度もありますが、よほど高収入でない限りは新NISAを優先すべきです。

とにかく最優先でNISA口座にお金を入れることを考えましょう。

またSBI証券、楽天証券に関してはそれぞれに紐付いたネット銀行を同時に開設するとより便利です。

・SBI証券…住信SBIネット銀行
・楽天証券…楽天銀行


個人的には
・SBI証券
・住信SBIネット銀行
の組み合わせをオススメします。

にしぐち

私も新しいNISAの口座はSBI証券で開設してます。

NISA口座で運用する金融商品はオルカンのみ

NISAの口座で投資する対象は合理的に考えればインデックス投資一択です。

投資の大原則は
・長期
・分散
・低コスト

の3つです。

この条件を高いレベルで兼ね備えているのがeMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)です。

多くのインデックス投資家に支持されており、純資産総額が2兆円を超えている巨額のファンドです。
NISA口座での投資額も1位となってます。

オルカン1本に投資すれば、
・先進国23カ国
・新興国24カ国

の2,700社を越える銘柄に分散投資できます。

また信託報酬が0.05775%と格段に低コストなのも魅力的です。

オルカンに投資すれば、投資の基本である
・長期
・分散
・低コスト

を全て満たすことができます。

投資を最低限の労力で済ませたい人は、NISAはオルカンだけに投資しましょう。

にしぐち

毎月の積立設定をしておけば後はほったらかしです。
じっくり資産を育てましょう

無リスク資産は変動10年で対応

投資におけるリスクコントロールはリスク資産と無リスク資産の割合で調整します。

無リスク資産の割合が多くなれば、それだけリスクの低い投資になります。
リスクを取り過ぎると、暴落時に投資を諦めてしまう可能性があります。
投資を辞めないようするためにも、リスクの取り過ぎには注意しましょう。

無リスク資産のオススメ金融商品は、個人向け国債変動金利型10年満期です。

変動10年の利点は以下の通りです。

・元本保証
・1万円から中途換金が可能(直近2回分の利息は取られる)
・最低保証金利がある(0.05%)
・長期金利の66%の利息が半年に1度もらえる

ちなみに個人向け国債はマイナス金利政策の影響を受けて、これまで0.05%の最低保証金利で推移してました。

ネット銀行の金利の方が高かったので、個人向け国債をわざわざ購入する理由がありませんでした。

しかしここにきて国債の金利が上昇してます。

直近の変動10年は利回りが0.49%(税引き前)に上昇してます。

ここまで金利が上がれば、ネット銀行よりも変動10年で運用した方が有利です。

購入から1年経てば中途換金もできるので、普通預金と同じ感覚でお金を置いておけるのもいいですね。

換金には若干のタイムラグがあります。(概ね3営業日後)
緊急でお金が必要になった時のために、生活防衛資金はしっかりと別に用意しておきましょう。

投資が趣味でなければ、極力シンプルに済ませる

今回は労力をかけずにNISAでシンプルに運用する方法について考えてきました。

・大手ネット証券でNISA口座を開設する
・リスク資産は、eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)
・無リスク資産は、個人向け国債変動金利型10年満期

最初にも書きましたが、「ほったらかし投資術」の内容ほぼそのままです。

インデックス投資はシンプルに運用するのが1番です。
そのため最適解はやはり「ほったらかし投資術」だと思います。

もちろん投資に関する考え方は人それぞれなので、オルカン以外を検討するのも構いません。

またインデックス投資以外を選択するのもいいでしょう。

ただ特にこだわりがなければ、今回の方法が最もシンプルで簡単な方法だと思います。

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